2003年日语能力考二级真题读解部分02
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2 自分の身の回りのことは自分でできる。
3 母親が子どもだったころより体力がある。
4 母親が子どもだったころより風邪をひきやすい。
問3 子どもが風邪をひいたとき、多くの母親は、夫にどうしてほしいと考 えているか。
1 自分自身のことは自分でしてほしい。
2 家族のために料理や家事をしてほしい。
3 風邪をひいた子どもの世話をしてほしい。
4 子どものことは心配しないで仕事をしてほしい。
(3)①日本人はだれがほんとうの責任者なのかわかりにくい、と言われている。
日本人と会議をすると、すぐに「それは本社と相談して」と言われるからだ。その場で決めてくれない。会議に出ている社員ばかりではない。社員でさえ、いや日本の首相でさえ、その場で一人で決めることはできないである。まわりの一人々と相談して、全員の了解(注)を取って、初めて決定できる。日本人はそれに時間をかける。
このことは、よく外国人から批判の対象になってきた。しかし、私はその批判に対して二つのことを言いたい。
第一に、②これは日本のことだけではないということだ。実はどこの国にもあることである。大統領でも首相でも、何でも一人で決めていたら大変なことになる。まわりと相談するのは当然のことだ。ただ日本のやり方はそれが徹底していて、ほかの国よりきびしいだけなのである。
第二に、そのおかげで日本人はまとまって次の行動ができるのである。つまり、決定には時間がかかるが、( ③ )。 したがって、「本社と相談しまして……」決して悪いことではないのだ。
(注)了解:承認
問1 ①「日本人はだれがほんとうの責任者なのかわかりにくい」のはなぜか。
1 首相以外はものごとを一人で決められないから
2 ものごとを決定するとき、全員の了解が必要だから
3 ものごとを決定するとき、外国人の批判をさけているから
4 ものごとを決定するとき、責任者はいつも本社にいるから
問2 ②「これ」は何を指しているか。