JASO M902 (正式版)日本丰田VOC测定方法(4)

2021-09-24 20:44

10 サンプリングバッグ値の算出

試験片からのサンプリングバッグ値は,次式によって求める。 W =

(Cs Cb)×Vs

u

ここに,Cs :試験濃度(μg/m3)

Cb :ブランク濃度(μg/m3) Vs :ガス封入量(m3)

W :サンプリングバッグ値(μg/個) u :試験片の個数(個)

11 報告書

試験報告書には,通常,次の内容を記載する(附属書B参照)。 a) 試験機関

- 試験機関の名称及び住所 - 試験責任者名 b) 自動車内装材の種類

- 自動車内装材の種類(可能な場合は,商品名) - 試験片の選択プロセス(抜取り方法など)

- 自動車内装材の経緯(製造年月日,バッチ番号,試験機関到着日,包装から取り出した日時,保管

条件及び試験片を準備した日時など)

c) 結果

- 対象VOC,ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物,又はTVOCのサンプリングバッグ値 d) 試験条件

- サンプリングバッグ条件(温度,時間,窒素ガス量) - 試験片の面積

- 対象VOC,ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物のガス捕集に関する情報(用いた捕集管,

ガス捕集量など)

e) 測定機器

- 用いた器具及び方法に関する情報(サンプリングバッグ,シール材,恒温槽,ポンプ類,分析装置

など)

自动车部品-内装材―挥発性有机化合物(VOC)放散测定方法

f) 品質管理 品質保証

- 対象VOC,ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物のブランク濃度

- 対象VOC,ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物のシンク効果を評価するための回収率デー

- 測定回数 - 温度の精度

報告書の書式例を表1に示す。

自动车部品-内装材―挥発性有机化合物(VOC)放散测定方法

表1―報告書書式例

a) 試験機関

試験機関名 所在地 試験責任者

b) 製品の種類

製品の種類(商品名) サンプリング方法 サンプル形状

製造年月日

200●年○月×日

試験日

200●年□月△日

c) 試験結果

試験項目

株式会社○○○○

東京都○○区△△町○-○ 規格一郎

シート 製品番号 AB1234

本体から10 cm×10 cmに切り出し 厚み,重量等の形状情報を記入

包装から取り出した

試験機関到着日

日時

200●年□月△日 200●年□月△日×時

その他

試験片を準備した日時 200●年□月△日×時 -

サンプリングバッグ値(μg/個)

ホルムアルデヒド N.D.(≦0.○○○○)

1.0 アセトアルデヒド

2.0 トルエン

3.0 o-,m-,p-キシレン

4.0 エチルベンゼン

5.0 スチレン

d) 試験条件

試験片表面積(cm) 加熱温度(℃) 加熱時間(h) 窒素ガス量(L)

VOC捕集条件 及び他の 化合物捕集条件

捕集管 空気捕集量(L) 捕集管 空気捕集量(L) Tenax-TA 1 L×2 DNPH 3 L

試験場所の湿度

試験場所の温度(℃) その他特記事項

(RH %)

55 -

d)

2

e) 測定機器

恒温槽 シール材 ヒートシール 空気捕集装置

ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物

分析装置

VOC(トルエン,キシレン,その他TVOC)

○○製×××× -

○○製 高速液体 検出器 加熱導入装置 - 質量分析計

自动车部品-内装材―挥発性有机化合物(VOC)放散测定方法

表1―報告書書式例(続)

f) 品質管理/品質保証

試験項目 ホルムアルデヒド アセトアルデヒド

トルエン o-,m-,p-キシレン エチルベンゼン スチレン TVOC 測定回数 1回

g) データ分析

試験片からの 値Wは下記の式による

試験濃度Csは一定温度で一定時間加熱した試験片から放散したVOC, , の濃度を示し,Cbは試験片を入れずに同一条件で加熱した の 濃度を表す。Vsは 封入量(m3),uは試験片の個数を表す。

(Cs-Cb)×Vs

W =

U

試験濃度 (μg/m3) N.D.(≦○○○)

× ×× ××× △ △△ ●●●● 回収率 85 %( )

ブランク濃度 (μg/m3) N.D.(≦○○○) N.D.(≦○○○) N.D.(≦○○○) N.D.(≦○○○) N.D.(≦○○○) N.D.(≦○○○)

●●● 温度の精度 ±0.5 ℃

データ分析

h) 備考

特になし

自动车部品-内装材―挥発性有机化合物(VOC)放散测定方法

附属書A (参考)

試験片の採取及び保存などに関する手順概要

序文

この附属書は,試験片の採取及び保存などに関する手順概論について記載するものであり,規定の一部ではない。これらは,今後集積される新たな知見及びそれらに基づく国際的な評価作業の進ちょくに伴い,将来必要があれば変更されるべきものである。 A.1 製品のサンプリング方法並びに試験片の運搬及び保存 A.1.1 一般

サンプリングバッグを用いて自動車内装材から放散するVOC及びアルデヒド類のサンプリングバッグ値を算出する場合には,試験前及び試験中において,その製品を正しく取り扱う。この方法は,新しく製造された組立前の自動車内装材だけに適用する。この規格で試験対象となる製品のサンプリング方法及び試験片の採取及び運搬方法などは,次による。 A.1.2 製品のサンプリング方法

試験対象となる製品は,通常の手段で製造,包装及び取り扱われるものとする。この試験対象製品の中から任意に抽出した製品からサンプリングした試験片は,直ちに包装し,速やかに試験機関に送付する。 A.1.3 試験片の包装及び運搬

試験片は,化学物質による汚染,又は熱や湿気などに影響されないよう保護する。試験片ごとにアルミ箔又は(光沢面を外側にした)アルミ加工の包装材で包み,ポリエチレン袋又は透明ポリビニルフッ素加工フィルムを裏打ちしたもので密閉する。

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