日语古语语法(4)

2019-08-31 09:54

た、「伏(ふ)す」の「ふ」は音読みではなく、訓読みなので、漢字の音読みにサ行?ザ行音が付いたものは複合サ変という規則は適用できません。

「伏(ふ)す」(サ行四段)の活用表

古語 現代語訳

未 野に|ふさ|ず 野に|横たわら|ない 用 野に|ふし|たり 野に|横たわっ|た 終 野に|ふす|。 野に|横たわる|。 体 野に|ふす|時 野に|横たわる|時 已 野に|ふせ|ど 野に|横たわる|ので 命 野に|ふせ|。 野に|横たわれ|。

犬に対して、「伏せ」と命令する言葉がありますが、「伏す」(四段)の命令形ですね。

「伏(ふ)す」((サ行下二段)の活用表

古語 現代語訳

未 見張りを|ふせ |ず 見張りを|潜ませ |ない 用 見張りを|ふせ |たり 見張りを|潜ませ |た 終 見張りを|ふす |。 見張りを|潜ませる|。 体 見張りを|ふする|時 見張りを|潜ませる|時 已 見張りを|ふすれ|ば 見張りを|潜ませた|ので 命 見張りを|ふせよ|。 見張りを|潜ませろ|。

同様の例は、立つ(他動詞?下二段)?立つ(自動詞?四段)、生く(他動詞?下二段)?生く(自動詞?四段)などがあります。

$24 古語の連用形は現代語と同じ

古語の活用の学習の一つのコツは、全ての自立語の活用語(動詞?形容詞?形容動詞)において、連用形は現代語と同じ語感で「けり」「たり」「て」の付く形を考えればよいということです。ただし、ワ行活用、つまりワ行下二段とワ行上一段、下一段活用は例外です。念のため、復習してみましょう。 動詞

四段 ◎花|咲き|けり ◎飽き|て ◎借り|て ◎足り|て ◎生き|て 上一段 ◎花を|見|たり

ワ行上一段 「馬より降り|い|て」ではなく、「降り|ゐ|て」が正しい。 「兵を率(い)て」ではなく、「兵を率(ゐ)て」が正しい。 下一段 「蹴り|たり」ではなく、「蹴|たり」が正しい。 上二段 ◎岬を|過ぎ|て

下二段 ◎助け|たり ◎求め|けり ◎夜|明け|て 月も|出で|たり ◎賞を|得|て ヤ行下二段 ◎見え|たり ◎消え|たり ◎越え|たり ◎覚え|たり ワ行下二段 「木を|植え|たり」ではなく、「植ゑ|たり」が正しい。 「人々は|飢え|て」ではなく、「飢ゑ|て」が正しい。 「花瓶を|据え|たり」ではなく、「据ゑ|たり」が正しい。 カ変 ◎帰り|来|て

サ変 ◎練習し|けり ◎感じ|たり ラ変 ◎男|あり|けり ナ変 ◎死に|たり 形容詞

ク活用 ◎白く|なる ◎白かり|けり

シク活用 ◎美しく|なる ◎美しかり|けり 形容動詞

ナリ活用 ◎静かに|する ◎静かなり|けり タリ活用 ◎堂々と|して ◎堂々たり|けり

$25 ラ行変格活用の終止形は「…り」

①栄冠 涙 あり。 栄冠の陰に涙がある。

②異常 あり。 異常がある。

③特別昇給 あり。 特別昇給がある。

④あいつは 問題 あり だ。

あいつは『問題がある。』という奴だ。

⑤ わけ あり の 仲 。

「何か深い事情がある。」という間柄。

ラ変の活用の注意点は、終止形だけです。終止形が「ある」なら、ラ行四段活用になってしまいますが、古語の終止形は、「あり」。上のように、現代語にも沢山残っています。

$26 「かく」「さ」「しか」「と」の理解確認

「かく」「さ」「しか」「と」は、英語の so や such のように、漠然とある状態を指し示す副詞で、『指示副詞』と言います。重要卖語なので、意味を確認しておきましょう。

○講演の内容は、かく|かく|しか|じか|だった。 こう|こう|そう|そう|

○かく|し|て、ローマは|滅亡せ|り。 こう|し|て、ローマは|滅亡し|た。

○しか|し|て、ローマは|滅亡せ|り。 そう|し|て、ローマは|滅亡し|た。

○さ |ほど寒くは|あら|ず。 それ| | な い。

○さ |に |あら|ず。 そう|では| な い。

○さ |ながら|戦場|の ごとき |情景なり。 その|まま | |と言ってもよい|情景だ 。

○と |かく |この世は住みにくい。 ああだったり|こうだったり|

○彼を|と |かく|批判する人がいる。 |ああ|こう|

○と |に|も|かく|に|も、金がほしい。 ああ|で|も|こう|で|も、

○と | も|かく| |急いで行こう。 ああ|でも|こう|でも|

○と |に| |かく| 、飯を食おう。 ああ|で|も|こう|で|も、

○月 は漏れ 雤は溜まれ と |と |に|かく|に

月の光は漏れ入ってほしい、雤は漏れないでほしいと、|あれ| |これ|と考えて、

○賤(しづ)が 軒端 を|葺き ぞ|わづらふ

貧しい我が家の軒端の屋根を|張り直すかどうか|悩むことだ。

$27 「あり」は連体詞?接続詞などの複合語の中に隠れている

○古語 か か る|異常事態に直面し、わが社は… 語源 かく|ある| こう|いう|

○古語 さ ら ば |、地球よ。 語源 さ |あら| ば |

もし|そうで|ある|ならば|、

○古語 さ れ ど|我らが日々。 語源 さ |あれ| ど| そうで|ある|けれど|

○古語 さ り げ なく|監視せよ。 語源 さ |あり|げ |なく| そうで|ある|気配|なく|

○古語 虎 以つて|然(しか) り|と|為す 。(狐借虎威?戦国策) 語源 | しか|あり|

虎は狐の言うこと を | そ う だ |と|思った。

○古語 し か る|べき |人に頼み|たし。 語源 しか|ある|べき |

当然|そう|ある|はずの|人に頼み|たい。

○古語 降伏か、しか ら|ずん| ば|死か。 語源 しか |あら|ずん| ば| そうで| な い |ならば|

○古語 と ま れ かく ま れ 、とく|破(や)り| て |む。(土佐日記?帰京) ┌─────┐ ┌─────┐

語源 と |も|あれ |↓ かく|も|あれ |↓、 ああ| |あって|も、こう| |あって|も、

と も かく 、早く|破り捨て |てしまお|う。

「あり」はこのように指示副詞「かく」「さ」「しか」についてさまざまな複合語を作っています。これらは語源の形に戻して理解すると、意味がよく分かります。

$28 「あり」を含む複合語の語源理解

指示副詞|あり|続く語

|あら|しむ?ず?ずは?で?ぬ?ば?む?ん かく |あり|ながら?ぬべし

さ |あり|。?とて?とは?とも?や

しか |ある|名詞?から?に?は?べし?まじ?まま?を |あれ|ど?ども?ば |あれ|。

上の三種類の語、つまり「指示副詞+あり+続く語」が組み合わさって複合語を作ります。『岩波古語辞典』でその全てを引いてみると、次のようになります。赤字は大学受験程度の範囲で必要なものです。

かかり(動詞?ラ変)?かかる(連体詞)

さらず(連語)?さらずとも?さらずは?さらで(連語)?さらぬ(連体詞)?さらぬ顔(がほ)?さらぬだに?さらぬ体(てい)?さらば(接続詞)?さらんには(連語)?さり(動詞?ラ変)?さりとて(接続詞)?さりとは(副詞)?さりとも(接続詞?副詞)?さりながら(接続詞?副詞)?さりぬべし(連語)?さりや(感動詞)?さる(連体詞)?さるあひだ(連語)?さる上は(接続詞)?さるから(接続詞)?さるに(接続詞)?さるにても?さるにより?さるは(接続詞)?さるべき(連語)?さるほどに(接続詞)?さるまじ(連語)?さるまへは(接続詞)?さるままには(連語)?さるもの(名詞)?さるものにて(接続詞)?さるやう?されど(接続詞)?されども(接続詞)?されば(接続詞)

しかあれど(接続詞)?しかあれば(接続詞)?しからしむ(動詞下二段)?しからば(接続詞)?しかり(動詞?ラ変)?しかるに(接続詞)?しかるべし(形容詞ク活用)?しかるべくは?しかるを(連語?接続詞)?しかれども(接続詞)?しかれば(接続詞)

品詞の区別にこだわる必要はありません。また、無理に暗記する必要もありません。「かかり」←「かくあり」というように語源に戻して理解すれば、意味は自然に分かるようになります。

$29 「あり」を含む複合語の注意点

Ⅰ.「さらば」と「されば」

○古語 われに支点を与へよ、 さ ら ば 地球をも動かさむ。(アルキメデス) 語源 | さ |あら| ば |もし

|そうで|ある|ならば(仮定条件)

○古語 腹が減った。 さ れ ば 食事の用意をせよ。 語源 さ|あれ|ば

そうで|ある|ので→だから(確定条件)

未然形に付いた「ば」は仮定条件、已然形に付いた「ば」は確定条件を表すので、「さらば」と「されば」はまったく違う意味になります。「しからば」と「しかれば」の違いも同じです。

Ⅱ.「しからば」と「しかれば」

○古語 しからば(そうであるならば?それなら)、返答はいかに。

○古語 しかれば(そうであるので?だから)、返答はあらざりき(なかった)。

Ⅲ.「さる」

○古語 敵も|さ る|者 、 引っ掻く者 。 語源 |さ |ある|者 、 |そう|ある|者 、

敵も|それなりの|者で、抵抗をする者だった。

「さるもの」は、「相当なもの?たいしたもの」という意味です。「さる」と「猿」が掛詞、「猿」と「引っ掻く」が縁語になっています。

Ⅳ.「さるは」

① 同宿しながら互いに気にしていた。→

①古語 さ る は 、かの世と共に恋ひ泣く右近なりけり。(源氏物語?玉蔓) 語源 さ|ある| |は 、

それ |が|まあ、あの長い間玉蔓を探して泣いていた右近だった。

② 中垣こそあるけれど、一つの家のように親しかったので、隣家から望んで私の家を預かったのですよ。→

②古語 さ るは 、便り ごとにものは絶えず得させたり。(土佐日記?二月十六日) 語源 さ|あるは 、

そ う は言っても、機会があるごとにお礼は絶えずあげてあるのだ。

「さるは」は、①「それがまあ、それが实は」(項接的)と、②「そうは言っても」(逆説的)と二つの訳し方があります。「さあるは」という語源を踏まえて、前後の文脈に合うように訳してください。

$30 「あり」は形容詞?形容動詞の活用の中に隠れている

○古語 鼻は|高 か ら|ず、|低 か ら|ず。(「高し」「低し」の未然形) 語源 |高く|あら| |低く|あら|

○古語 良 か ら|ぬことだ。(「良し」の未然形) 語源 良く|あら|

○古語 少な か ら|ず驚いた。(「少なし」の未然形) 語源 少なく|あら|

○古語 色男金と力は|な か り|けり。(「なし」の連用形) 語源 |なく|あり|

○古語 良 か れ|あし か れ、(「良し」「あし」の命令形) 語源 良く|あれ|あしく|あれ、

○古語 良 か れ|と思ってしてあげたのに、(「良し」の命令形) 語源 良く|あれ|

○古語 汝(なんぢ)、殺すこと|な か れ。(「なし」の命令形) |なく|あれ。

○古語 心の内、何となく|穏やか な ら|ず。(形容動詞「穏やかなり」の未然形) 語源 |穏やかに|あら|ず。

○古語 静か な る|生活。(形容動詞「静かなり」の連体形) 語源 静かに|ある|

「あり」は、このように形容詞や形容動詞の連用形について一体化し、『ラ変型活用』と呼ばれるものを作ってい

ます。これも、語源の形に戻して理解すると、意味がよく分かります。詳しくは、黄色い表の「形容詞の活用」、「形容動詞の活用」を見てください。

$31 「あり」は助動詞「べし」「ず」「まじ」「まほし」「たし」などの活用の中に隠れている

○古語 汝(なんぢ)、盗む|べ か ら|ず。 語源 |べく|あら|

○古語 見| ざ る|言は| ざ る|聞か| ざ る。 語源 |ず|ある| |ず|ある| |ず|ある。

「あり」は、このように助動詞の連用形「べく」(終止形は「べし」)?「ず」(終止形も「ず」)などのについて一体化し、『ラ変型活用』と呼ばれるものを作っています。これも、語源の形に戻して理解すると、意味がよく分かります。

$32 「あり」は、实は、ラ変動詞の語源になっている

○古語 戸口に| を り。 語源 | 居(ゐ)|あり。 |じっとして|いる。

○古語 ここに|侍(はべ) り。 語源 |這ひ |あり。

|這いつくばって|いる。?貴人のお側に控えている

○古語 い ま す が り。

語源 い ま す|処(か)| |あり。

いらっしゃる| 所 |が|ある。?いらっしゃる

ラ変動詞は「あり」の他に「をり」「侍り」「いますがり」「いまそがり」などがありますが、それらは皆、語源に「あり」を含んでいます。だから当然、ラ変に活用するのです。「いまそがり」は「いますがり」の転です。

$33 「あり」は、实は、ラ変助動詞の語源にもなっている

存続の「たり」「り」、視覚推定の「めり」、聴覚推定(伝聞?推定)の「なり」、伝聞過去の「けり」、断定の「なり」「たり」などの助動詞も、それぞれ次のように語源に「あり」を含んでいると言われます。そう考えると、これらの意味がよく理解できると同時に、活用のタイプがラ変である理由も理解できます。

Ⅰ。存続の「たり」

○古語 花 咲き| た り。 ○語源 |て|あり。 花が咲い|て いる。

語源を考えると、本来の意味が完了ではなく存続であることがよく分かります。

Ⅱ.存続の「り」

○古語 彼は狂せ| り。(終止形?方丈記) ○語源 狂し| あり。 狂っ|ている。

○古語 白く咲け| る|花。(連体形) ○語源 咲き| ある|花。 咲い|ている|花。

「り」は、本来はサ変?四段の連用形「狂し」「咲き」に「あり」が付いた「狂しあり」「咲きあり」が、「狂せり」「咲けり」となったものです。「狂せ」「咲け」は、たまたまサ変の未然形?四段の已然形と同じなので、文法の教科書では、「サ変の未然形?四段の已然形に接続する」と説明しています。

Ⅲ.視覚推定の「めり」

○古語 雤 降る | め り。 ○語源 |見え|あり。 雤が降るのが|見えている。

Ⅳ.聴覚推定?伝聞推定の「なり」


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