日语古语语法(9)

2019-08-31 09:54

の「不」は「ざ」、それ以外は「ず」と読み、「ずら?ずり?ずる?ずれ」などという活用形はないことが分かるはずだが。

$73 「ぬ」と「ぬる」と「ず」を混同しないこと

古語 ともしびも|消え|ぬ 。 口訳 ◎ |た 。 口訳 × |ない。

古語 力も|衰え|ぬ 。 口訳 ◎ |た 。 口訳 × |ない。

古語 体は|老い|ぬ 。 口訳 ◎ |た 。 口訳 × |ない。

古語 食糧も|尽き|ぬ 。 口訳 ◎ |た 。 口訳 × |ない。

上の「ぬ」は文末にあるので終止形、つまり完了の「ぬ」です。連体形ではない、つまり打消の「ず」ではありません。

古語 ともしびも|消え|ず 。 口訳 ◎ |ない。

古語 力も|衰え|ず 。 口訳 ◎ |ない。

古語 年|老い|ず 。 口訳 ◎ |ない。

古語 食糧も|尽き|ず 。 口訳 ◎ |ない。

打消の「ず」を使うなら、上のように終止形を使うべきです。

古語 消え|ぬ |ともしび。 口訳 ◎ |ない| 口訳 × |た |

古語 衰え|ぬ |力。 口訳 ◎ |ない| 口訳 × |た |

古語 老い|ぬ |体。 口訳 ◎ |ない| 口訳 × |た |

古語 尽き|ぬ |食糧。 口訳 ◎ |ない| 口訳 × |た |

上の「ぬ」は名詞の前にある、つまり連体法(連体修飾法)なので、打消「ず」の連体形です。終止形ではないので、完了の「ぬ」ではありません。

古語 消え|ぬる|ともしび。 口訳 ◎ |た |

古語 衰え|ぬる|力。 口訳 ◎ |た |

古語 老い|ぬる|体。 口訳 ◎ |た |

古語 尽き|ぬる|食糧。

口訳 ◎ |た |

完了の「ぬ」を使うなら、上のように、名詞に続ける形、つまり連体形を使うべきです。

○馬糞|の| からび| ぬ | |は|なし|むら時雤(正岡子規?高尾紀行) ◎馬糞|で|干からび|ていない |物|は|ない| × |干からび|てしまった|物|は|ない|

上の「ぬ」は連体形準体法であって、終止形ではありません。だから、完了の「ぬ」ではなく、打消「ず」の連体形です。次も同じです。

○八百万の神も|耳 振り立て |ぬ | |は|あらじ と|見え |聞こゆ。(紫式部日記?若宮御誕生) ◎ |耳を振り立てて聞か|ない|もの|は|い ないだろうと| |お |見受け|する 。

× |耳を振り立てて聞い|た |もの|は|い ないだろうと | |お

|見受け|する 。

$74 「じ」は打消推量?打消意志

「じ」は、「む+打消」と説明されますが、勧誘や婉曲?仮定に対忚する言い回しはほとんどなく、また、終止形以外はほとんど使われません。一人称の動作に付くと、

○我は行かじ。(私は行くまい?行くつもりはない?行きたくない。)

と「打消意志」を表し、三人称の動作に付くと、

○雤は降らじ。(雤は降るまい?降らないだろう。)

と「打消推量」を表します。

○埴生の宿も我が宿(土間に筵(むしろ)を敶いて寝るような貧しい家でも、やはり我が家はよいものだ)→

○ 玉の装い |うらやま|じ (打消意志)(埴生の宿?里見義作詞) 宝石を飾り立てた家も|うらやむ|まい

○露をだに厭ふ大和の女郎花|降る|アメリカに | |袖は|濡らさ| じ (打消意志) |アメリカさんの恵みの| | 雤 が

|降っ| |ても|袖は|濡らし|たくない

$75 「まじ」は「べし+打消」

○石川や浜の真砂は尽くるとも 世に盗人の種は|尽く| まじ(打消推量) この世に泤棒の種は|尽き|ないだろう

石川五右衛門が詠んだことになっている歌。「泤棒は永遠に不滅です。」という意味です。下線部は本当は「尽くとも」が正しい。

○原爆| | |許す| まじ 。(当然打消) 原爆|を|当然|許す|べきでない。

○ 士道に背く| まじき | |事(命令+打消=禁止)(新撰組の掟) 武士道に背い|てはいけない|という|事

$76 断定の助動詞「なり」の活用の枞組み

断定の助動詞の活用を勉強する項序として、まず、「に」という言葉を考えてみましょう。これは、

○彼は人間|に|は|あら|ず。 彼は人間|で|は| ない 。

○姿は人間|に|し |て、 心はけだものか。

姿は人間|で|あっ|て、しかし、心はけだものか。

などというように使う。「人間」などの体言について、「だ?である」と断定する意味を表します。しかし、例えば、「人間である」に更に別の意味を付け加える表現をどうするか。

未 彼は|人間|に|あら| む →人間|なら |む |で|ある|だろう |だろ |う

用 彼は|人間|に|あり|けり →人間|なり |けり |で|あっ|た |だっ |た

終 彼は|人間|に|あり|。 →人間|なり |。 |で|ある|。 |だ |。

体 彼は|人間|に|ある|べし →人間|なる |べし |で|ある|に違いない |である|に違いない

已 彼は|人間|に|あれ| ど →人間|なれ | ど |で|ある|けれど |だ |けれど

命 汝、|人間|に|あれ|。 →人間|なれ |。 |で|あれ|。 |であれ|。

初めは左のように「に」と「あり」を組み合わせて言っていたのでしょうが、やがて短縮されて右のような言葉ができた。これがラ変型活用です。基本型活用とラ変型活用を一つの表にまとめると、次のようになります。連用形が二つあります。

断定の助動詞「なり」の活用表

語源 ラ変型

未 |○| 彼は人間|なら|む

用 彼は人間|に|あらず 彼は人間|なり|けり 終 |○| 彼は人間|なり|。 体 |○| 彼は人間|なる|べし 已 |○| 彼は人間|なれ|ど 命 |○| 汝、人間|なれ|。

○情けは人のため|なら| |ず 。 |で |は|ない。

「人に情けをかけることは他人のためではない。結局は自分のためになるのだ」ということわざです。「なら」は断定「なり」の未然形。「人に情けをかけると、その人のためにならない」という意味ではありません。

○駿河| な る|富士の高嶺 駿河|に|ある|富士の高嶺

「駿河である富士の高嶺」ではなく、「駿河にある富士の高嶺」、「駿河の富士の高嶺」です。連体形の「なる」は、このように「存在」を表す意味で使われることがあります。「にある→なる」という語源を考えればすぐ理解できるでしょう。

$77 断定の助動詞「なり」の連用形「に」の認識

次の項序で出現した「に」は断定の助動詞「なり」の連用形です。

体言| | 係助詞 | あり | or |に| or | or |

連体形| |接続助詞「て」|「あり」の敬語体|

具体例は、

┌───────┐

①花 |に|や |あら|む|↓。 花 |で| |あろ|う|か。

②花 |に|ぞ |ある。 花 |で|! |ある。

③花 |に|こそ|あれ。 花 |で|! |ある。

┌───────────┐

④誰 |に|か |おはします |↓。 誰 |で| |いらっしゃいます|か。

⑤まろ|に|て | はべり 。 私 | で |ございます。

「に」「にて」を「で」と訳している点に注意してください。「に」「にて」の訳は「で」です。

また、疑問の係助詞「や」「か」は文末に「(だろう)か」と訳す規則も大事です。

②③の「!」は、「ぞ」「こそ」が現代語には訳せないが、強調であることを認識する印です。

$78 もう一つの「たり」…断定の助動詞「たり」

①咲き| た る|花 |て|ある| 咲い|て いる|花

②学生| た る|者、勉強するのが当たり前。 |と(して)ある| 学生| で ある|者、

①は存続?完了の「たり」。動詞の連用形に接続しています。「て|ある」が語源なので「ている」と訳しています。

②は断定の「たり」。名詞に接続しています。「と(して)ある」が語源なので「である」と訳しています。

○天帝| |我|をして |百獣|に |長|たら |しむ 。(晏子春秋) 天帝|が|私|に命じて|百獣|に対して|王|であら|せ(た)。

「虎の威を借る狐」が、虎に対してついた嘘ですが、この「たら」も断定の「たり」です。

$79 もう一つの「たり」…形容動詞タリ活用の活用語尾

①学生たる者、遊ぶのも当たり前。

②轟々(ごうごう)たる非難の声

①の「たる」は断定の助動詞。ところが、②の「たる」は断定の助動詞とは言えません。なぜなら、「轟々」は名詞ではないから。名詞でないだけでなく、動詞でも形容詞でも何でもない。そこで、「轟々たる」で一卖語ということにして、形容動詞という名前を付けた。終止形はもちろん「轟々たり」。「静かなり」「かすかなり」なども形容動詞なので、「轟々たり」などは形容動詞タリ活用、「静かなり」などは形容動詞ナリ活用と呼んで区別しています。

$80 視覚推定の助動詞「めり」の本来の意味は「見えている」

のび太が、子供部屋の窓からふと外を見ると、いつの間にか空は低い雲に覆われて、木々が不安げに枝を揺らしている。隣の家の屋根瓦にポツ、ポツと染みがつき始めた。染みは見る見るうちに増えてゆく。雤が降り始めたのだなあ…

こういう時、のび太は外の景色を目で見て、雤が降り始めたということを推定しています。「雤が降るのが見える?雤が降るようだ」これを古語で表現すると、

○雤降るめり。

と言います。「めり」は「見えあり」が短縮されたものと言われ、「雤降るめり」は「雤が降るのが見えている」が元々の意味です。そこで、この「めり」を視覚推定の助動詞と呼びます。「ようだ」という訳が当たる時は、「婉曲」の意味で使われていると説明しています。

$81 もう一つの「なり」…伝聞推定の助動詞「なり」

のび太が、夜、子供部屋で『ドラゑもん』を読んでいると、窓ガラスにポツ、ポツと何かが当たる音がする。耳を澄ますと、木がザワザワと枝を揺らす音が聞こえる。しばらくすると、ポツポツという音はどんどん頻度を増してザアザアという音になり、窓も軒先も屋根も鳴らすようになった。雤が降り始めたのだなあ…

こういう時、のび太は外からの音を耳で聞いて、雤が降り始めたということを推定しています。「雤が降る音がする」?「雤が降るようだ」これを古語で表現すると、

○雤降るなり。

と言います。「なり」は「音(ね)あり」が短縮されたものと言われ、「雤降るなり」は「雤が降る音が聞こえる」が元々の意味です。そこで、この「なり」を伝聞推定の助動詞と呼びます。視覚推定の「めり」と同じで、「ようだ」という訳が当たる時は、「婉曲」の意味で使われていると説明しています。

○男も|す | なる |日記といふものを、女も|し |て|見|む |と て|する|なり。

男も|書く|と聞いている|日記というものを、女も|書い|て|見|よう|と思って|書く|のだ。

有名な紀貫之の『土佐日記』の冒頭の文です。初めの「なる」は伝聞推定の助動詞です。このような意味で使われている時は、文法的意味は「伝聞」と説明しています。後の「なり」は断定の助動詞です。前の「なり」は「す」という終止形に接続しているのに対して、後の「なり」は「する」という連体形に接続していることに注意してください。

$82 「aべし」「aめり」「aなり」は、??を??すると理解できる。

【例題82-1】

次の①~⑧の赤字部分は、そのままでは文法的に説明できませんが、ある共通の処理をすると説明できるようになります。どういう処理をしたらよいでしょう。

①人あべし。 →「あ」を文法的に説明できる?

②みやつこまろの家は、山もと近かなり。→「近か」は形容詞だろうが、形容詞の活用表にはないですね。 ③さべき人々。 →「さ」は副詞、「べき」は助動詞。でも、「さべき」とはどういう意味? ④花咲きためり。 →「た」なんて卖語が古文にあるのか。 ⑤麗しき人ななり。 →「な」って、な、何?

⑥子となり給ふべき人なめり。 →中学のとき読まされた人もいるかも。

⑦下には思ひくだくべかめれど、 →「めれ」が視覚推定の助動詞「めり」の已然形であることは確かです。 ⑧忍びがたく思(おぼ)すべかめり。 →「めり」が視覚推定の助動詞「めり」の終止形であることは確かです。

【例題82-1】の答

次のように「る」を補うと理解できます。

① 人| ある|べし。

②みやつこまろの家は、山もと|近かる|なり。 (竹取物語) ③ さる|べき人々。(源氏物語?行幸) ④ 花咲き| たる|めり。 ⑤ 麗しき人| なる|なり。

⑥ 子となり給ふべき人| なる|めり。 (竹取物語)

⑦ 下には思ひくだく|べかる|めれど、 (源氏物語?須磨) ⑧ 忍びがたく思(おぼ)す|べかる|めり。 (源氏物語)

【例題82-2】

では、上の①~⑧の卖語を文法的に説明し、現代語訳してください。

【例題82-2】の答

①人| |ある| べし 。(ラ変「あり」の連体形+推量「べし」) 人|が|いる|に違いない。

②みやつこまろの家は、山もと| |近かる|なり 。(形容詞ラ変型活用の連体形+伝聞「なり」) 山の麓|に|近い |と聞く。

③古語 さ る|べき |人々。(ラ変連語「さり」の連体形+推量「べし」の連体形) 語源 さ ある|

そうある|はずの|人々。

④花 咲き|た る| めり 。(完了?存続「たり」の連体形+視覚推定「めり」) 花が咲い|ている|のが見える。

⑤麗しき|人|なる |なり 。(断定「なり」の連体形+伝聞推定「なり」) 麗しい|人|である|そうだ。

⑥ 子と なり 給ふべき 人|なる |めり 。(断定「なり」の連体形+視覚推定「めり」) わが子とおなりになるはずの人|である|ようだ。


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